クロマキー合成02
使用ソフト:Blender 2.63
クロマキー合成01の続きです。
人物輪郭のシャギーを緩和します。


ノードの全体図を再掲します。
今回は下の図の部分のノードを使い、人物の輪郭をぼかします。
【3.輪郭ぼかし】

まず、前チュートリアルで作った透明度画像を二つのノードA「Dilate/Erode」に繋ぎます。
「Dilate/Erode」ノードは値が正の場合に白領域を値ピクセル分増やす拡大(Dilate)操作を、
負の場合には白領域を値ピクセル分減らす縮小(Erode)操作を行います。
透明度画像の白部分つまり人物部分領域を、拡大したものと縮小したものの差分をとる(ノードC)ことで、
人物部分の輪郭領域を求めます。
ここではDilateを3、Erodeを-2に設定しました。この値の差が求める輪郭の太さになります。
求めた領域は下画像の白部分です。

人物輪郭領域をのコントラストを調整し(ノードD)、ノードE「Blur」のsize入力に繋げます。
「Blur」ノードのぼかし具合は、size入力の値0~1で割合を決定できます。
白=1、黒=0であるので、入力が白いほどぼけます。
これで人物の輪郭をぼかし、シャギーを減らすことができます。
結果画像は下の通りです。
上:輪郭ぼかし無、下:輪郭ぼかし有


以上クロマキー合成のチュートリアルでした。
関連するタグ Blender 2.63 クロマキー グリーンバック ブルーバック
クロマキー合成01の続きです。
人物輪郭のシャギーを緩和します。


ノードの全体図を再掲します。
今回は下の図の部分のノードを使い、人物の輪郭をぼかします。
【3.輪郭ぼかし】

まず、前チュートリアルで作った透明度画像を二つのノードA「Dilate/Erode」に繋ぎます。
「Dilate/Erode」ノードは値が正の場合に白領域を値ピクセル分増やす拡大(Dilate)操作を、
負の場合には白領域を値ピクセル分減らす縮小(Erode)操作を行います。
透明度画像の白部分つまり人物部分領域を、拡大したものと縮小したものの差分をとる(ノードC)ことで、
人物部分の輪郭領域を求めます。
ここではDilateを3、Erodeを-2に設定しました。この値の差が求める輪郭の太さになります。
求めた領域は下画像の白部分です。

人物輪郭領域をのコントラストを調整し(ノードD)、ノードE「Blur」のsize入力に繋げます。
「Blur」ノードのぼかし具合は、size入力の値0~1で割合を決定できます。
白=1、黒=0であるので、入力が白いほどぼけます。
これで人物の輪郭をぼかし、シャギーを減らすことができます。
結果画像は下の通りです。
上:輪郭ぼかし無、下:輪郭ぼかし有


以上クロマキー合成のチュートリアルでした。
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