Shape Keyでメッシュアニメーション02 【Driverを使う】
使用ソフト:Blender 2.61
前回のチュートリアルに加えて、Driverを使ってShape Keyを操る方法を説明します。


前回のチュートリアルに加えて、Driverを使ってShape Keyを操る方法を説明します。


Driverを使うとShape KeyのValueを任意のオブジェクトの位置や回転などで操作できます。
3D View上でメッシュ変形を操れるので、逐一Shape Keyパネルを開いてValueを操作するよりも便利です。

Driverの設定方法について解説していきます。
まず、Driverを追加したいShape Key(例では「Key 1」)を選択してValueの上で右クリックし、
「Add Driver」を選択してDriverを追加します。
Driverが追加されたShape Keyは紫色になります。
また、編集しやすいように「Time Line」エディターから「Graph」エディターに変更しておきます。
「Graph」エディター内ではモードを「Drivers」に変えておきます。
Shape Keyを操作するためのオブジェクトも追加します。
ここではPlaneを顔の横に追加しておきました。

「Graph」エディターにグラフが現れていない場合は下部のマウスポインタの絵が付いたボタンをクリックしてください。
また、「Graph」エディター右にプロパティーが出ていない場合は、右付近にある「+」ボタンを押すか、
「Graph」エディター上にマウスポインタを置いて「N」キーを押してください。

プロパティーを編集します。
・「Drivers」パネルの「Type」を「Averaged Value」に変更します。
・赤丸で示した部分に操作用オブジェクトを設定します。(例ではPlane)
・その下のTypeでどの軸方向への移動or回転の値を使うかを設定します。
Driverの仕組みを以下のようになっています。
「Modifiers」パネルに以下の数式が出ています。
y = 0 + 1x
xが上で設定した任意のオブジェクトの移動or回転の値となり、
yがShape KeyのValueの値となります。
例では、PlaneのZ-Locationをxとしたので、
PlaneのZ位置を0.0にすると y = 0 で目を開けた状態、
Z位置を1.0にすると y = 1 で目を閉じた状態になります。

この数式を変えることで操作オブジェクトを動かしたときのメッシュ変形量の挙動を変えることができます。
例えば操作オブジェクトが「上がる」とまぶたが「下がる」のは直感的ではないので、
y = 0 + (-1x)
と変更してみました。

これで操作オブジェクトを「下げる」とまぶたも「下がる」ようになりました。

ちなみに「Poly Order」の値を変えることで、2次式、3次式なども使えるようになります。
以上Shape KeyとDriverの解説でした。
関連するタグ Blender 2.61 ShapeKey Driver アニメーション 3D View上でメッシュ変形を操れるので、逐一Shape Keyパネルを開いてValueを操作するよりも便利です。

Driverの設定方法について解説していきます。
まず、Driverを追加したいShape Key(例では「Key 1」)を選択してValueの上で右クリックし、
「Add Driver」を選択してDriverを追加します。
Driverが追加されたShape Keyは紫色になります。
また、編集しやすいように「Time Line」エディターから「Graph」エディターに変更しておきます。
「Graph」エディター内ではモードを「Drivers」に変えておきます。
Shape Keyを操作するためのオブジェクトも追加します。
ここではPlaneを顔の横に追加しておきました。

「Graph」エディターにグラフが現れていない場合は下部のマウスポインタの絵が付いたボタンをクリックしてください。
また、「Graph」エディター右にプロパティーが出ていない場合は、右付近にある「+」ボタンを押すか、
「Graph」エディター上にマウスポインタを置いて「N」キーを押してください。

プロパティーを編集します。
・「Drivers」パネルの「Type」を「Averaged Value」に変更します。
・赤丸で示した部分に操作用オブジェクトを設定します。(例ではPlane)
・その下のTypeでどの軸方向への移動or回転の値を使うかを設定します。
Driverの仕組みを以下のようになっています。
「Modifiers」パネルに以下の数式が出ています。
y = 0 + 1x
xが上で設定した任意のオブジェクトの移動or回転の値となり、
yがShape KeyのValueの値となります。
例では、PlaneのZ-Locationをxとしたので、
PlaneのZ位置を0.0にすると y = 0 で目を開けた状態、
Z位置を1.0にすると y = 1 で目を閉じた状態になります。

この数式を変えることで操作オブジェクトを動かしたときのメッシュ変形量の挙動を変えることができます。
例えば操作オブジェクトが「上がる」とまぶたが「下がる」のは直感的ではないので、
y = 0 + (-1x)
と変更してみました。

これで操作オブジェクトを「下げる」とまぶたも「下がる」ようになりました。

ちなみに「Poly Order」の値を変えることで、2次式、3次式なども使えるようになります。
以上Shape KeyとDriverの解説でした。
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