トゥーンレンダリング
使用ソフト:Blender2.61
Blenderレンダラーでトゥーンレンダリング(Toon rendering)をする方法を説明します。
トゥーンレンダリングとはアニメやマンガ、イラストのようなイメージをレンダリングすることを言います。

Blenderレンダラーでトゥーンレンダリング(Toon rendering)をする方法を説明します。
トゥーンレンダリングとはアニメやマンガ、イラストのようなイメージをレンダリングすることを言います。

トゥーンレンダリングをするには次の二つを行います。
・エッジ(境界線)を描写
・陰影の二階調化
【1.エッジの描写】
まず「Properties」エディターの「Render」タブ内、「Post Processing」パネルを見ます。

その中の「Edge」にチェックを入れることで境界線が描写できるようになります。「Threshold」で境界線の描写具合を調節できます。その下のボックスで線の色を変えられます。
Thresholdが左から順に、10、100、255



オブジェクトのメッシュが粗いとあらぬ部分までエッジが描かれ残念になるので、
Subdivision Surfaceモディファイアなどでメッシュは細かくしていた方がいいです。
左:粗いメッシュ、右:細かいメッシュ


【2.陰影の二階調化】
「Properties」エディターの「Material」タブ内で設定します。

「Diffuse」、「Specular」パネル内の「Diffuse Shader Model」(上図赤丸の部分)をどちらも「Toon」に変更します。
・赤下線の「Smooth」で二階調の境界のグラデーションを設定できます。(これは0にしていた方がイラストっぽいです)
・Diffuseの「Size」で陰影の位置を変更できます。
・Specularの「Size」でハイライトの大きさを変更できます。
DiffuseのSizeが左から順に、1.0、1.1、1.2



関連するタグ Blender 2.61 トゥーンレンダリング toon エッジ ・エッジ(境界線)を描写
・陰影の二階調化
【1.エッジの描写】
まず「Properties」エディターの「Render」タブ内、「Post Processing」パネルを見ます。

その中の「Edge」にチェックを入れることで境界線が描写できるようになります。「Threshold」で境界線の描写具合を調節できます。その下のボックスで線の色を変えられます。
Thresholdが左から順に、10、100、255



オブジェクトのメッシュが粗いとあらぬ部分までエッジが描かれ残念になるので、
Subdivision Surfaceモディファイアなどでメッシュは細かくしていた方がいいです。
左:粗いメッシュ、右:細かいメッシュ


【2.陰影の二階調化】
「Properties」エディターの「Material」タブ内で設定します。

「Diffuse」、「Specular」パネル内の「Diffuse Shader Model」(上図赤丸の部分)をどちらも「Toon」に変更します。
・赤下線の「Smooth」で二階調の境界のグラデーションを設定できます。(これは0にしていた方がイラストっぽいです)
・Diffuseの「Size」で陰影の位置を変更できます。
・Specularの「Size」でハイライトの大きさを変更できます。
DiffuseのSizeが左から順に、1.0、1.1、1.2



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